羅漢石仏で有名な羅漢の里から、山頂のアカガシにあいに三濃山に登ってみましょう。

アカガシに勇気をもらう・三濃山

相生市矢野町

羅漢の里に入り、羅漢石仏に向かう道の途中から階段を上がり感状山へ。15分ほどで物見岩に着き、ひと呼吸。城跡がある山頂へはもうひとがんばり。三濃山へは石垣を下りて北をめざす。道がわかりにくいので、古いテープを目印に進む。鉄塔が立っている分岐点を右に曲がったところでリスに遭遇。ロックガーデンを過ぎてしばらく行くと求福教寺の参道。高い山の上なのにしっかりとしたお堂があるのに驚く。山頂は境内の裏で、老アカガシが立っている。枯れかけながらも新芽を出し、懸命に生きようとする姿に感動を覚える。アカガシを守る活動が行われているので体力に余裕があればペットボトル1杯の水を持って登ろう。頂上からの眺めは爽快で、この号が出るころにはニオイコブシも美しい花を咲かせているだろう。帰りは来た道とは反対方向へ。少し下りると沼があり、その下には正面谷池。豊富に水をたたえていて、そこから渓流沿いのさわやかな道が続くのだが、昨年の台風の影響か、道はかなり荒れている。三濃分かれに出て広い道を歩いていくと研修センターへ。キャンプ場や子どもの森を過ぎて入口まで戻ると約4時間半のコース。時間があればぜひ羅漢石仏ものぞいておこう。

 

公共
交通案内
JR山陽本線相生駅から播磨科学公園都市・榊行きのバスに乗車、瓜生バス停下車
地図

  


次回取材の
お知らせ
平成17年4月9日(土) 
「なか・やちよの森公園(多可郡中町)」取材予定
●引率はできませんが、軽い案内はさせて頂きますのでぜひ声を掛けて下さい。天候などで予告なく変更の場合があります。 詳細は編集部まで。