竜野駅の南、黍田富士から古墳群を抜けて亀岩に至る手軽なハイキングコース、ヤッホの森を歩いてみましょう。

幸せの鐘を鳴らしながら歩くヤッホの森

　JR山陽本線竜野駅から西に歩き、交差点を左に曲がって南へ。突き当たりを右に行くと神部小学校の手前に「ヤッホの森」の看板が見える。校門の前を横切って坂を上ると、アスレチック遊具があるどんぐり広場。森の入り口は広場奥にある。真っすぐに谷道を歩き林間広場へ、左に曲がって尾根沿いの山道を登って黍田富士（向山）へ。山頂には揖保川町の中心部や龍野市を一望できる２階建ての展望台や、高さ６mのタワースイングベル「幸せの鐘」がある。黍田富士へはどんぐり広場から尾根沿いを通る健脚向きのルートもある。林間広場に戻って、亀岩大展望台方面へ。森の中には古墳群の案内板がたくさん立っている。横穴古墳を左に曲がると三角点、余裕があれば足を延ばしてみよう。林間広場、三角点、亀岩には消防車の鐘を再利用した「ミニ幸せの鐘」があるのでカンカンと鳴らしながら歩こう。亀岩からは海側の展望がそう快。坂を下りると隠し田跡の湿地。湿地から流れる小さな渓流沿いを歩き、どんぐり広場へ戻ると２時間ほどのコース。ヤッホはこだまのヤッホーと、山の中でやっと人と出会い、心がほっとする様子を表現しているのだとか。