山中の岩屋に神をまつった御室(三室)があったことから名付けられたという県下2位の高峰、三室山に登ってみましょう。    

初夏の風が心地良い・三室山

宍粟市千種町

 三室高原野外活動センター跡の駐車場に車を止め、「この先行き止まり」の看板がある右側の広い道を歩く。30分ほど上ると貯水槽が見え、登山道入口の小さな看板がある。「頂上まで70分」の横に小さく「100分はかかる」との落書きもあり、人によって差が出るコースであると推測できる。渓流沿いの道を、丸太橋を渡ったり、橋の架かっていない渓流を石伝いに横切って進む。登山道が渓流から分かれると、しばらくはつづら折りの道が続く。取材時はまだ雪がかなり残っていたため、足を取られながら苦労して進んだが、通常は比較的歩きやすいようだ。大きな岩がごろごろした岩場や1カ所あるクサリ場も刺激があって楽しい。パラグライダーの発進場まで来るとあと少し、クマザサをかき分けて進むと頂上に着く。この日は残念ながら黄砂で視界は良くなかったが、オオルリの澄んだ声が気持ちを癒やしてくれた。天気が良いと北に氷ノ山、南に後山他、1000m超級の山々を見下ろす展望が楽しめる。来た道を戻ると約4時間のコース(雪がない場合)。活動センターの南、滝つぼから水を噴き上げている三室の滝も見ておこう。


SUNスタッフの
レベル感

距 離 ★★★★☆

難易度 ★★★☆☆

*雪がない場合の推測



     

 


公共
交通案内

山崎から西河内行きのバスで東河内下車 北へ約3km。公共交通案内

次回取材の
お知らせ

亀ヶ坪(姫路市夢前町)

平成18年6月10日(土)

※一般向けのコースです。引率はできませんが、軽い案内はさせて頂き ます。オレンジ色のタオルを持って歩いていますので、ぜひ声をかけ て下さい。天候などで、予告なく変更の場合があります。詳細は、編 集室までお気軽に。