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ハイキングに行こうトップ 山中に金の鶏が隠されているという伝説が残る、西脇市の最高峰・西光寺山に登ってみましょう。 『西光寺山』 西脇市中畑町 (2007年1月号に掲載) 金の鶏を見つけよう・西光寺山 JR加古川線の日本へそ公園駅から東へ。中畑工場公園を過ぎ、西光寺バス停を右に入る。川沿いの道を通り、山の中に入ってベンチがある広場に車を止める。 しばらく広い道を歩き、交差点を左コースへ。少し行って階段状になった遊歩道に入る。右コースと合流してすぐ先の展望所でひと休み。トイレを過ぎて石門の上にあるのが、こぐり岩。タイが飛び跳ねている姿に似ているため、鯛の口とも呼ばれている。昔の祭祀場で、巨大な岩のすき間を通り抜けることで、身が清められるという。さらに行くとウバメガシ群落。ウバメガシは備長炭の原材料にする木だが、海岸性の植物なので、ここのような内陸部で標高の高い所にある群落は珍しく、市の天然記念物になっている。急坂を登り切ると頂上、ほこらとあずま屋がある。南側の景色が美しく、晴れた日には瀬戸内海も見えるという。取材日は遠景に雲海が広がり、幻想的な光景だった。下りる時は右コースを通って駐車場まで戻ると約3時間のコース。 金鶏の伝説は、この山に住んでいた偉い上人様が、修行の旅に出る時、「村が困った時に役立ててほしい」と金の鶏を山の中に隠したというもので、年が明けると山のどこかで金色の光を放つのだとか。
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