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ハイキングに行こうトップ 一宮町の奥深く朝来市にまたがる1000m級の山々を回ってみましょう。標高の高い所まで車で行くことができるので、思いの外早く登れます。 『笠杉山・段ケ峰』 宍粟市一宮町 (2007年10月号に掲載) クマザザの広がる高原を悠々歩く
宍粟市役所一宮市民局の北、国道29号の安積橋交差点を右へ。福知渓谷との分岐を過ぎ、百千家満バス停の先を右に曲がる。山を一つ越え、草木ダム、こぶしの村キャンプ場を過ぎると千町の集落。突き当たりまで進み、砂利道に入る。でこぼこ道がかなり長く続くが、突然きれいな遊歩道が現れ、しそう森林王国いちのみやミニ王国の拠点施設が見えてくる。 車を止め、少し上がった所の三差路を右に。川を越えてすぐが登山口。林の中を抜けて行くと20分ほどでお地蔵さんがある大乢に着く。まずは左に曲がり笠杉山へ。坂がきつくなるのでマイペースで登る。山頂は岩だらけだが、吹き抜ける風が心地良い。 大乢まで戻り、反対側の段ヶ峰をめざす。こちらも急坂だが、がんばって一気に登る。道が緩やかになると山上庭園。低木と石がぽつりぽつりと並び、庭園の趣がある。道がわかりにくいので注意しながら庭園を抜けると、視界が広がり、景色の良い丘に出る。正面に段ヶ峰も見える。目の前が深い谷になっているので、かなり遠くに思えるが、山頂までは後30分ほど。南のポールが立っている山に向かい、途中の分岐から左の谷に下りる。また登ると達磨ヶ峰と段ヶ峰を結ぶなだらかな尾根に着く。一面にクマザサが揺れる高原が広がり、爽快な気分になる。段ヶ峰山頂は高い木がなく360度の展望を堪能できる。来た道を戻ると約5時間のコース。
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