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ハイキングに行こうトップ 丹波市山南のイタリ(至)山から石金山を縦走する播丹トレッキングコースを歩いてみましょう。 標高はさほど高くなく名前もあまり知られていませんが、登りごたえのあり、それに見合う爽快な展望が楽しめます。 『石金山』 丹波市山南町 (2007年12月号に掲載) 健脚も納得 穴場の難コース
国道175号の西脇市と丹波市の境に、仁王の阿像が立つ道の駅・さんなん仁王がある。その向かい、仁王の吽像が迎えてくれる山南であい公園の奥が登山口。すぐに曲がりくねった坂が続くが、イタリ山までは道幅も広く歩きやすい。鉄塔横の分岐を真っすぐに進むとイタリ山。ふもとの加古川の流れを見てひと休み。 分岐まで戻り石金山方面へ、そこからが本格的な山道。道は狭くかなりの急坂になるので、滑らないよう十分に注意して下りる。上り下りが多いので、2カ所の休憩所で休みながらゆっくり進む。2つ目の休憩所からは、無線中継所の管理用のためか、スチール製の長い階段が設置してあるので快適に歩ける。 峠の田高坂からはさらに道が険しさを増し、ロープを使ったり木の枝につかまりながらの登りとなる。途中、道がわかりにくい所は尾根沿いに上をめざす。刺激たっぷりの天狗岩周辺の鎖場を抜け、滝の方展望台でほっと一息。山頂までは後少し。小新屋方面への分岐を過ぎ、急坂のロープを一気に登り切ると山頂。360度を見渡す展望は行程のハードさも加味されてより一層の感動を覚える。ここは雲海の名所でもあるので、寒暖の差が大きい秋から冬の朝はさらに楽しめそう。 帰りは田高坂から梶方面に下りる。加古川沿いを公園まで戻ると、健脚向きで約5時間のコース。イタリ山までなら30分足らずで登れる。早朝の雲海が目的なら小新屋から登る方が安全。
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