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ハイキングに行こうトップ たつの市御津町の西端・柏公園から、東端の揖保川沿いの中島に至る御津山脈縦走路の西側部分、鳩ヶ峰までを歩いてみましょう。 『御津山脈縦走路』 たつの市御津町 (2008年3月号に掲載) 梅と磯の香りに誘われ山歩き
国道250号沿い、相生市との境に柏公園はある。よく気を付けていないと通り過ぎてしまいそうな小さな公園で、その片隅に登山口がある。階段を上り山道に入って坂を一気に登る。道は広くなく、シダが生い茂っている所も多いので、自然の中を歩く気分を満喫できる。 大きな岩を越えると柏第1展望台。キラキラと光る海の上、すぐ近くに家島諸島が見える。道の両側に草木が多く、景色があまり見えないため展望台に来るとホッとする。反射板、柏第2展望台を過ぎ、分岐を曲がって仏が台山(五六見山)。山頂の西側から万葉岬や相生湾を見下ろす展望が楽しめる。縦走路に戻り、瞑想の撓で目をとじ、山彦台でヤッホーと叫び、柏第3展望台へ。278mの山を過ぎると下りになる。大浦海岸と野瀬をつなぐ旧街道の十字路を過ぎ、最後のきつい坂を登れば雄鷹台山。 山頂の展望はあまり良くないが、フェンス沿いを少し下った雄鷹台展望台に出ると視界が広がる。見下ろせば大浦海岸や室津の町並みが美しい。すぐ下にある雄雌大岩展望台もスリルがある。滑りやすい急坂に気を付けながら下り、室津街道の大きい看板が見えると鳩ヶ峰。 そこから広い道を通って国道に出て、そのまま坂を下ると大浦海岸。約4時間のコース。 国道沿いに歩道がなく、柏公園から大浦海岸まではバス路線もがないので、車を2台使っての片道コースがおすすめ。御津山脈の全山縦走路は、鳩ヶ峰から嫦娥山を経て、東に延々と続いている。
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