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ハイキングに行こうトップ 名前の由来に、京が見えるほど高いという説や応仁の乱で京が燃える煙が見えたからという説がある京見山と、トンガリ山に登ってみましょう。 『京見山』 姫路市広畑区 (2008年6月号に掲載) 手軽に登って驚きの展望
JR山陽本線はりま勝原駅の北口から少し西へ。熊見公会堂の所から新しい住宅街の間を北に進み、京見会館横の登山口から山の中に入る。高射砲台跡らしい岩場に来ると視界が広がる。七つ岩側の登山道と合流し、さらに行った展望所のベンチでひと休み。山頂までは後少し。 駅から40分ほどで山頂に着く。広畑の町並みや瀬戸内海を見渡す展望が美しく、京見山の世話役をしているという榎本さんと出会い、話を聞くこともできた。 京見山から尾根を下ると泣き坂峠。秀吉の西国攻めで英賀城が落城し、一族が泣きながらこの山道を越えて落ち延びていったという悲話が残っている。6〜7世紀の四つ塚古墳をのぞき、さらに坂を上ると見晴し台。南に町並みが広がり、西には通ってきた京見山、東にはこれから向かう白毛山のNTTの電波塔が見える。電波塔は真下から見るとかなり迫力がある。 白毛山から少し戻ってトンガリ山をめざす。途中の大きな岩からは夢前川の流れを一望。トンガリ山は名の通りポコッととんがった形の山で、登ってみると急斜面に岩がせり出していて、予想外の風景にビックリする。 山頂で、トンガリ山から才天満神社までの新しい登山道を一人で整備したという木下さんと出会い、ルートを教えてもらう。途中岩場があるものの歩きやすく、谷道の高い木の中を歩く泣き坂に比べて、景色を楽しみながら下りてこれるのが魅力だ。神社から南に進み、才の犬塚から西に行くと駅に戻る。駅までの道は意外と車量が多いため、取材時は山すその住宅地の中をジグザグに通って、約3時間のコース。
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