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ハイキングに行こうトップ 滝と甌穴群で知られる鹿ヶ壺から、一般に雪彦山と呼ばれている大天井岳と、地図に記載されている雪彦山に登ってみましょう。夢前町側から登る雪彦山(大天井岳)は岩と鎖の健脚コースとして有名ですが、安富町側からは比較的登りやすくなっています。 『鹿ヶ壺・雪彦山』 鹿ヶ壺・雪彦山 (2008年10月号に掲載) 滝巡りと2つの雪彦山に登る
安富町の中心部から北へ、安富ダムを過ぎると、グリーンステーション鹿ヶ壺の入口で木の人形が出迎えてくれる。鹿ヶ壺山荘の広い駐車場手前の橋を渡り、キャンプ場の横を抜けると、すぐに名勝・鹿が壺。大小数十個の甌穴が並ぶ。甌穴は、川の流れが河床の固い岩盤をえぐり、その中で小石などがころがって円形の穴が広がったもので、ポットホールとも呼ばれている。ここではキャニオニングという滝滑りの教室も行われている。いろいろな形の甌穴を眺めながら遊歩道の階段を上がると、一番上に最も大きな鹿ヶ壺がある。形が鹿に似ているのでその名が付いたという。 鹿ヶ壺を過ぎてからハイキング道に入る。この辺りはヤマビルが多いため注意しながら歩く。森林作業道に出て、目の前に広い芝生広場が現れると千畳平。芝生の緑が心地良い。 雪彦山への登山道は千畳平の奥にある。しばらくは広い道が続くが、意外と傾斜がきついので無理せずゆっくり登る。本格的な山道に入り、さらに登って尾根の分岐点に着く。 まずは地図上の雪彦山へ。上り下りを繰り返して山頂にたどり着くが、あまり景色は良くない。分岐まで戻って大天井岳をめざす。次第にごつごつとした岩場が多くなり、夢前町側からの登山道と合流し、最後の急坂を上ると山頂。がけの先に広がる展望に感動する。 帰りは千畳平から千畳の滝・三ヶ谷の滝を回りたかったが、ハイキング道が倒木で通行止めになっていたため、来た道を戻って約5時間ほどのコース。
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