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ハイキングに行こうトップ 映画「火垂るの墓」(実写版)のロケ地にもなった西脇市の秋谷池周辺を回る手軽なハイキングコースです。 『緑と水の郷 秋谷』 西脇市黒田庄町 (2008年11月号に掲載) 山の緑と池の青緑のコントラスト
東はりまフォルクスガーデン黒田庄の西横からアスファルトの道を入って行くと秋谷池はある。 「火垂るの墓」のロケ地は駐車場のすぐ下。主人公の兄妹がたった二人で移り住んだ池の畔の防空壕があるという設定で、印象的なシーンに何度も登場する。日向寺太郎監督がここをロケ地に選んだのは、戦争とはかけ離れた静かで美しい自然があったからだとか。実際の秋谷池も自然がたっぷり。 まずは、青緑の水が目にまぶしい秋谷池を横に見ながら「秋谷池の道」を歩く。「山越展望の道」に入り、山道を登ると秋谷山。さほど高い山ではないが、心地良い展望が楽しめる。 山を下って行くと庵谷池が見えてくる。残念ながら取材時には水が少なく泥で濁っていたが、水をたっぷりたたえた庵谷池は秘湖の趣がある。パーゴラで休み、木の橋から湿地を観察しながら、のんびりと「庵谷池の道」を歩く。 堤防を渡って、先の細い道を下り、黒田庄ふれあいスタジアムから右に水路、左に門柳川をながめながら「清流の道」を通ってフォルクスガーデンに出る。ここは自然の景観を生かしたイングリッシュスタイルの庭園で、カラーリーフなど四季折々の花が楽しめる(入園無料)。 駐車場まで戻ると1時間半ほどのコース。 歩き足りない人には、さらに3qほど北東にある「こぶ岩」もおすすめ。門柳分館の先の看板が壊れていて入り口がわかりにくいが、少し山に入ると別の看板が見える。舗装路を車で上がり、行き止まりから歩いて20分ほどで、門柳山の中腹にあるこぶ岩に着く。片面が削ったように平らで反対側はこぶだらけの奇岩で、こぶやガン、皮膚病に御利益があるらしい。
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