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ハイキングに行こうトップ 播磨、但馬、丹波の国境にそびえる三国岳に加美区の鳥羽コースから登ってみましょう。 『三国岳』 多可郡多可町加美区 (2009年11月号に掲載) 三つの国の間にどっしりと立つ
加美区の中心部から国道427号を北へ。青垣町へ向かう峠・播州トンネルの手前に道の駅かみがあり、道を挟んだ向かいの青玉神社横が登山口。入り口には10合目の案内看板が立ち、山頂へ行くに従って減っていく表示になっている。まずは舗装された林道を1kmほど歩くと9合目、二股に分かれた未舗装の林道を右に入り、その先の三差路を右に曲がってしばらく行くと8合目。 そこからは渓流沿いの本格的な山道に入るが、土砂崩れなどで登山道がかなり荒れているので足元に注意しながら進む。6合目辺りで渓流と別れ、山寄上コースと合流した先、5合目から4合目に向かう辺りがコース中唯一の展望所。 三国峠で生野側からの道や千ヶ峰からの縦走路と合流。いくぶんなだらかになった尾根道を歩く。御手洗池跡や播磨おどり場を過ぎると山頂まではあと少し。残念ながら山頂から三つの国は見渡せないが、木の間から幾重にも重なる丹波方面の山の稜線がきれいに望める。来た道を戻ると4時間ほどのコース。 道の駅から杉原川を渡った奥には紙すきの体験ができる杉原紙研究所や、和紙博物館の寿岳文庫がある。青玉神社の境内には樹齢約千年という大杉の群生があり圧巻。
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