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ハイキングに行こうトップ 宍粟市の中央にある黒尾山に登ってみましょう。上りも下りにも「がんばり」が必要ですが、その分楽しめる展望が待っています。 『黒尾山』 宍粟市一宮町 (2009年12月号に掲載) 高山の涼しい風と雄大な展望
国道29号の伊和高校前の交差点を西に入り、引原川を渡って次の角を右に曲がる。集落を抜け、八幡神社と普門寺の間を過ぎると獣よけのフェンスが見えてくる。本来なら登山口まで車で行けるのだが、土砂崩れなどで林道が通りにくくなっているため、フェンスの先の広くなった所に車をとめる。林道を40分ほど歩くと登山口に着く。 登山道は3つあり、一番登りやすいという右コースを通るが、土砂で道がかなり荒れ、案内板が倒れていたり、テープの目印も見えにくくなっているので道を間違わないよう注意。口滝、不動滝を過ぎ、渓流と離れると道もわかりやすくなる。もともとこの山の登山道は、できるだけ自然を残すために広くしていないそうなので、たっぷりと山の中の雰囲気が味わえる。中央コースと合流して大岩の下にある虚空蔵尊へ。少し登って行者尊への分岐。横道にそれ、ススキをかき分けて進むと岩の絶壁にまつられた行者尊が現れる。そこから上に行くと頂上への登山道に合流するが途中で迷いやすいので、来た道を戻る方が良い。 山頂は広くなっていて無線中継所跡の建物が残っている。近くの山を見下ろし、遠くまで見渡せる展望に気分も爽快。 下りは虚空蔵尊から左コースへ。滑りやすい所が多いので、木につかまりながらゆっくり下り、途中からはゴロゴロとした岩に足を取られないように気を付ける。広い道に出て登山口に戻る。 林道のふもとからは約5時間。登山口からは3時間半ぐらいの、山に慣れた人向きコース。
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